お米を買った際、入っていた袋のまま保存してしまっている方が多いかもしれません。しかし、それでは本来のお米の美味しさが失われてしまう可能性が高いと言われています。これは、お米は実は生鮮食品であり、正しく保存しないと劣化してしまうためです。そんな生鮮食品であるお米の正しい保存方法は、密閉できる容器に入れて湿気が少なく直射日光の当たらない場所に保存する、というものです。
場所を取る存在ゆえに、ついシンク下などに保管しているご家庭も多いかもしれませんが、湿気に弱くにおい移りがしやすいお米に適した場所ではありません。そして、そんなお米に保存に重要な「温度、湿度、直射日光が当たらない」の条件すべてを満たす場所は、冷蔵庫です。また、冷蔵庫に入れる際にも買った時の袋ではなく保存用の容器に入れ替えましょう。その際の容器選びのポイントとしては、酸化や湿気、におい、虫などからしっかりとお米を守ってくれる密閉性の高いものを選ぶ、というものです。
また、最後まで取り出しやすいもの、加えて在庫管理をしやすい中身が見えやすい容器を選ぶのがおすすめです。さらに、お手入れのしやすさも重要なチェックポイントと言えます。複雑な構造だといちいち洗うことに面倒さを感じてしまうかもしれません。シンプルな構造なものを選びましょう。
なお、新しいお米を入れるときには一度最後まで使い切り、容器をきれいに洗ってしっかり乾燥させてからにしてください。古いお米が残っている状態で継ぎ足すのは厳禁です。
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