気密性に長けた真空断熱容器の活用方法

真空断熱容器というものをご存知でしょうか。これは通常のポリ塩化ビニール製のものや、シリコン素材で作られている製品とは異なり、ステンレス金属素材を原材料にしているアイテムです。二枚のステンレス金属を重ね合わせて作られており、その二枚はピッタリとくっつけているのではなく約01.mm程度の隙間を設けているのがポイントです。さらにその隙間の空気を抜いているため、真空状態となっています。

真空断熱容器の特筆すべき点は、容器内部に外気温が伝わらないという点です。この特性を活かして昨今ではマグカップや弁当箱に活用されるようになりました。ここでは真空断熱容器の活用方法の一例を見ていくことにしましょう。外気温の影響を避けたいものとしては、生鮮食品が挙げられます。

肉や魚などは気温が高い場所に保管をすると傷みやすくなるため、必ず10度以下の場所で保存をしないといけません。長時間気温が高い場所に置いておかないといけない状況のときは、真空断熱容器内に保冷剤を入れて置けば10度以下の環境を用意することが可能です。弁当箱に使用するのも得策で、温かいものを保存するのにも最適です。カレーやみそ汁と言った汁物を弁当として持参をしたいときに使用するのも良いでしょう。

このアイテムには必ずパッキンが備わっている蓋も備わっており、気密性にも非常に長けています。長期間保存をしたい食材のストックボックスにするのにも向いているアイテムです。