用途に合わせて容器を選択することが大切

容器を正しく選べていますか。食品などをしまっておくために使っていても、上手に使いこなせていない方も多くいます。正しく選べていない場合、保管のために使っていても、食品が劣化しやすい状態になっているかもしれません。適切な選び方を押さえたうえで、より良い形で使っていけるようにしましょう。

食品をしまっておくための容器を選ぶポイントの1つが、密閉性の高さです。密閉性が低いと、空気に触れやすいため劣化しやすくなります。そして選ぶときには、素材の違いに注目することも必要です。例えばプラスチックやガラス、ホーローなど食品をしまうための容器にはさまざまな素材があげられます。

この中でプラスチックは、生野菜やパスタ、ナッツ類などの保管に適しています。一方ガラス製のものは、キムチやカレーなどの保管をするときに向いています。さらにカレーやグラタンなどは、ホーローのものを使うと良い状態で保管できます。容器が何で作られているのかという点にも注目したうえで、用途に合わせて使い分けることも必要です。

またしまうものに合わせて、形や大きさを考慮することも大切です。少しの量しかしまわないのに、大きなサイズのものを選ぶとスペースの邪魔になるだけではなく、ベストな状態で保管しにくくなります。何をどのくらいの量入れたいのか考慮したうえで、使い勝手の良い容器を選択することを忘れないようにしましょう。さらに見た目や機能性に注目することで、自分に合ったものを選びやすくなります。